自動ドア開閉装置のコントロール基板の動作試験を行う装置です。
自動ドア開閉装置は、人がドアに近づくとセンサが感知します。するとドア開閉装置のコントロール基板にセンサ信号が入り、ドアを開くための信号を出力します。
同様に人が遠ざかるとセンサ信号がOFFし、ドアを閉めるための信号を出力します。また、ドアが開いている間、ブザーを鳴らす信号を出力します。
汎用入出力ボードIU2-32EDIO-CPTRを使用してコントロール基板にセンサ信号を出力し、コントロール基板からの応答信号を取り込みます。
右図はそれぞれの信号のタイミングチャートの一例です。
コントロール基板がタイミングチャート通りにON/OFF動作しているかどうか判定するとともに、センサ信号がONして、30msec以内にドア開信号とブザー信号がONになるか、センサ信号がOFFして、30msec以内にドア閉信号がONし、ブザー信号がOFFするかを判定します。30msecの測定はタイマ割込みを使用しています。