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Factory Automation

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IU2シリーズ

20.自動ドア開閉装置の動作試験

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

自動ドア開閉装置のコントロール基板の動作試験を行う装置です。
自動ドア開閉装置は、人がドアに近づくとセンサが感知します。するとドア開閉装置のコントロール基板にセンサ信号が入り、ドアを開くための信号を出力します。
同様に人が遠ざかるとセンサ信号がOFFし、ドアを閉めるための信号を出力します。また、ドアが開いている間、ブザーを鳴らす信号を出力します。
汎用入出力ボードIU2-32EDIO-CPTRを使用してコントロール基板にセンサ信号を出力し、コントロール基板からの応答信号を取り込みます。
右図はそれぞれの信号のタイミングチャートの一例です。
コントロール基板がタイミングチャート通りにON/OFF動作しているかどうか判定するとともに、センサ信号がONして、30msec以内にドア開信号とブザー信号がONになるか、センサ信号がOFFして、30msec以内にドア閉信号がONし、ブザー信号がOFFするかを判定します。30msecの測定はタイマ割込みを使用しています。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • 時間軸でタイミングチャートを区切り、BLDで処理を記述しました。機種によりタイミングチャートのパターンは異なりますが時間軸で区切ると同じ内容のものが多く、BLDをそのまま流用することができ、効率的にプログラム開発することができました。
  • 複数のディジタル信号を判定しなければなりませんでしたが、ビットデバイスの値をまとめて取得するFBがあり便利でした。
  • 応答時間の測定には、1msタイマ割込みを使いました。リアルタイムOSだから割込みについての難しい知識も不要で時間測定のプログラムも安心してできました。