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Factory Automation

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IU2シリーズ

21.軸ジョイント機構の角度測定・判定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

測定対象である軸ジョイント機構の入力軸と出力軸の角度差の測定をします。入力軸と出力軸に回転角度を検出するためのエンコーダを取り付けます。入力軸に接続したモータを回転させながら、両軸に取り付けたエンコーダの出力パルスをカウンタボードIU2-4ECN-10Mによりカウントします。カウンタボードのカウント値を1msごとにサンプリングすることにより角度差を計算により求め、規格値と比較して合否判定を行うものです。
また角度差データは、リアルタイムで画面上にグラフ表示(X-Yグラフ)します。さらに角度差データと合否判定結果をPCカードへ保存します。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • 製品サイクルの長いFA機器で装置を構成したいと考えていたところ、MELQICを知りました。FA機器であることと、装置製作を外注してもメンテナンスを自社でできることにメリットを感じてMELQICを採用しました。
  • 1msタイマ割込みを使用して、入力軸と出力軸の角度差を正確に測定できました。また、X-Yグラフ表示部品を用いてリアルタイムに測定データを表示できたことにとても満足しています。
  • 角度差の判定には、配列演算FBを使用することで簡単に角度差の合否判定ができました。