本装置は抵抗体の密度(体積、質量)と抵抗値を測定する装置です。
抵抗体を治具にセットします。まずMELQICのRS232Cボードから質量計に計測開始信号を送信し、質量データを取得します。次にX、Y、Zの3軸からシリンダを押し出します。シリンダの移動距離(アナログ電圧値)をMELQICのアナログ入力ボードから取り込み、体積を求めます。
先程の質量と体積から密度を算出し、判定を行います。さらに2軸のシリンダに接続した抵抗測定器に対しRS232Cボードから計測開始信号を送信し、抵抗値データを取得、判定します。
密度、抵抗値および判定結果はPCカードに保存し、判定結果(OK、NG)をDIOボードから出力します。また、検査全体の流れは表形式プログラムで簡潔に記述できます。
STEP | COMMENT | Axis_X | Axis_Y | Axis_Z | TXD | WAIT | UNIT | TARGET | MIN | MAX | EQUAL | OK/TRUE | NG/FALSE |
1 | 質量計測 | 1000 | BLDCALL1 | ||||||||||
2 | 各軸押し出し | ON | ON | ON | 1000 | ||||||||
3 | 体積算出 | 0 | BLDCALL2 | ||||||||||
4 | 密度判定 | 0 | mg/mm3 | DD0 | 1.5 | 1.8 | |||||||
5 | 抵抗値取得,判定 | 0x434D44 | 2000 | Ω | DD1 | 1000 | 1200 | ||||||
6 | データ保存 | 0 | BLDCALL3 | ||||||||||
7 | 終了処理 | OFF | OFF | OFF | 0x0 | 1000 |