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Factory Automation

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IU2シリーズ

12.抵抗体の密度と抵抗値の測定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

本装置は抵抗体の密度(体積、質量)と抵抗値を測定する装置です。
抵抗体を治具にセットします。まずMELQICのRS232Cボードから質量計に計測開始信号を送信し、質量データを取得します。次にX、Y、Zの3軸からシリンダを押し出します。シリンダの移動距離(アナログ電圧値)をMELQICのアナログ入力ボードから取り込み、体積を求めます。
先程の質量と体積から密度を算出し、判定を行います。さらに2軸のシリンダに接続した抵抗測定器に対しRS232Cボードから計測開始信号を送信し、抵抗値データを取得、判定します。
密度、抵抗値および判定結果はPCカードに保存し、判定結果(OK、NG)をDIOボードから出力します。また、検査全体の流れは表形式プログラムで簡潔に記述できます。

STEP COMMENT Axis_X Axis_Y Axis_Z TXD WAIT UNIT TARGET MIN MAX EQUAL OK/TRUE NG/FALSE
1 質量計測         1000           BLDCALL1  
2 各軸押し出し ON ON ON   1000              
3 体積算出         0           BLDCALL2  
4 密度判定         0 mg/mm3 DD0 1.5 1.8      
5 抵抗値取得,判定       0x434D44 2000 Ω DD1 1000 1200      
6 データ保存         0           BLDCALL3  
7 終了処理 OFF OFF OFF 0x0 1000              

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • プログラムの経験はありませんでしたが、グラフィカルなプログラム記述方法や表形式を使用したプログラムは直感的で分かりやすく、一週間程度でS/Wの構築が行えました。
  • PCカードに計測データや判定結果を保存していますが、保存内容は自由にプログラムできるので用途に合わせていろいろなテンプレートを作りました。
  • 計測器との通信も簡単に行え、かつ通信用の増設ボードも充実しているので様々な計測器を使用できることが安心です。