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Factory Automation

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IU2シリーズ

4.ゴム製品の歪み耐久試験

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

ゴム製品の歪み、へこみ具合の検出を行います。
ゴム製品を回転させ、エンコーダからのクロック信号に同期して、センサからのアナログ信号をサンプリングします。
このサンプリングには、CLK 同期サンプリングができるアナログ入力ボードIU2-2EAD-110Hを用います。
エンコーダからのクロック信号に同期してサンプリングしているので、各サンプリングデータは、ゴム製品を回転させたときの角度(位置)に対応した入力値になります。今回は100kHz程度のクロック信号に同期してサンプリングします。サンプリングした各データをMELQIC本体で規格値と比較し、規格外になった入力値とそのときの角度(位置)を求めます。
次に再度ゴム製品を回転させ、エンコーダからの信号をカウンタボードIU2-4ECN-10Mでカウントし、規格外になった角度でカウンタボードからの一致出力により、規格外になった位置にマーキングをします。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • エンコーダのZ相信号、クロック信号をアナログ入力ボードIU2-2EAD-110HのTRG入力、CLK入力に入れることで回転物の角度毎のアナログデータを簡単かつ正確に取り込むことができた。
  • カウンタボードIU2-4ECN-10Mの一致出力を用いたら、不具合位置へのマーキング信号を出すことがすぐにできた。
  • 今回は、回転物の角度とそのときのアナログ値の取込みだったが、このシステムなら、一般的な形状判定(位置対アナログ値)もそのまま使えそうだ。