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Factory Automation

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IU2シリーズ

9.環境データのロギング

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

MELQICをデータ集録装置として使用しています。
温度、湿度、大気中の特殊な物質(NOxなど)を測定するための測定器とMELQICをGPIBで接続しています。
まず始めに、MELQICから測定器に対し、測定項目や、レンジなどの設定をGPIB経由で行ないます。
次に、一定間隔毎、例えば、1時間毎にデータを取得するためのコマンドを、測定器に出します。
そして測定器からの応答データを受信し、時刻データとともに保存していきます。
また、DIOボード等を用いて、測定したデータを上下限値と比較して警告を出力すること、データのトレンドをグラフ表示すること(液晶画面を装備しているばあい)なども可能です。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • 私たちの住む町の環境、地球の環境を守っていくことは人類の大切な取り組みです。環境の変化をデータとして確実に取り込み保存することが、環境を守る手助けとなり、私たちの使命と考えています。大切なデータを取り損ねることのないよう、信頼性の高いMELQICを選定しました。
  • 液晶画面のないIU2-5M10Lという機種は、確実にデータを取るという私たちの要求を満たし、コストパフォーマンスにも優れた最適の機種でした。
  • MELQICの内部時計を参照し、1時間毎にデータをサンプリングするようにプログラムを作成しました。
  • 測定器との通信は、GPIBで行いました。プログラムは事例集などを参考にして、1週間くらいで完成しました。