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Factory Automation

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IU2シリーズ

7.部品の表面形状の判定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

本装置は、対象物の表面形状を判定する装置です。
コンベア上を流れてくる対象物の上部に変位センサを設置し、変位センサの出力値をMELQICに取り込みます。
表面形状によって変化する変位センサの出力値(アナログ信号)をMELQICのアナログ入力ボードから取り込み、対象物ごとに用意したマスタデータと比較し合否を判定します。
表面形状を判定するためのマスタデータは対象物ごとにPCカードに保存し、判定開始時にバーコードで切り換えます。
NG時は別コンベアに移動させるため、シーケンサに信号を与え仕切り板を動作させます。同時にその時のデータ(アナログ波形、日時、機種コードなど)をPCカードに保存します。
画面レスタイプの本体を使用しシーケンサ等と共に盤の中に入れヒューマンインタフェースはGOT(表示器)で行っています。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • 使用環境があまりよくないので、機器類は盤の中にまとめて入れています。MELQICは画面レスタイプもラインアップされていたので表示部が無駄にならずコストが抑えられました。
  • CやBasicでのプログラム経験がほとんどありませんでしたが、フローチャート方式のメインルーチンやFB、表形式でのプログラムは直感的に分かりやすく、初めてS/Wをいちから作り上げることができました。
  • 表示器やシーケンサとの親和性が高いので使用用途の幅が広がり、様々な装置で使えそうです。
  • アナログ入力ボードIU2-18EAD-100Hは18chもあるので、複数の製品判定が同時に実施でき、タクトタイムが短縮できました。
  • 今回の部品は大きさが大きく、簡単に形状判定できるものなのでアナログ入力ボードIU2-18EAD-100Hを選定し、時間対アナログ入力のサンプリングで判定しました。
    もっと厳密に位置に対応した形状判定をする場合には、クロック同期サンプリングのできるIU2-2EAD-110Hを用いようと思います。