本装置はモータの特性測定と判定を行います。
モータに負荷トルクを印加したときの消費電流、回転数を測定します。
負荷トルクはモータの負荷軸に接続されたサーボモータにより印加されます。また、トルク検出器、回転検出器、電流センサの信号を電圧に変換して取り込み、トルク、回転数、消費電流を測定します。
サーボモータへの負荷指令は、アナログ出力ボードIU2-8EDA-100Mからの電圧出力で行います。グラフ特性モードでは、アナログ出力ボードからの出力を連続的にスイープし、負荷トルクを変えています。また、回転数と消費電流は常に取り込んでおり、所定の負荷トルクになったところで、規格値と比較し合否判定をしています。
また、本装置ではLANを経由して上位パソコンで装置の稼動状況や測定・判定データをモニタできる様にしています。このLAN経由の通信では、通信ミドルウェアIU Linksを用いています。