ここから本文

Factory Automation

印刷用ページ

 

IU2シリーズ

14.モータの特性波形の判定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

本装置はモータの特性測定と判定を行います。
モータに負荷トルクを印加したときの消費電流、回転数を測定します。
負荷トルクはモータの負荷軸に接続されたサーボモータにより印加されます。また、トルク検出器、回転検出器、電流センサの信号を電圧に変換して取り込み、トルク、回転数、消費電流を測定します。
サーボモータへの負荷指令は、アナログ出力ボードIU2-8EDA-100Mからの電圧出力で行います。グラフ特性モードでは、アナログ出力ボードからの出力を連続的にスイープし、負荷トルクを変えています。また、回転数と消費電流は常に取り込んでおり、所定の負荷トルクになったところで、規格値と比較し合否判定をしています。
また、本装置ではLANを経由して上位パソコンで装置の稼動状況や測定・判定データをモニタできる様にしています。このLAN経由の通信では、通信ミドルウェアIU Linksを用いています。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • ファンクションブロックによるプログラミングははじめてでしたが、プログラミング事例集を参考に取り組んでみました。グラフィカルなプログラムなので直観的で半日くらいで慣れることができました。
  • 装置と監視用のパソコンを上手く接続したシステムを構築することができました。
    工場の管理職の方にも満足してもらえました。
  • 所定の印加トルクにするためのアナログ出力値の計算もファンクションブロックを使って簡単に組みあげることができました。
  • MELQICの1msタイマ割込みを使って、よりキメの細かい負荷トルクの制御をする様に改良をしたいと考えています。