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Factory Automation

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IU2シリーズ

8.バッテリの充放電データの収集と判定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

バッテリ電圧を判定する出荷検査装置です。この装置では、初めにバッテリを充電します。充電完了後にバッテリを放電させます。放電時の電圧をロギングし、一定時間の間、電圧が規格値より低下しなければOKと判定します。ロギングしたデータはファイルに保存し検査記録として残します。
バッテリの充放電を行うため、1回の測定に数時間かかりますが、100個のバッテリを同時に検査することで出荷台数を確保します。
バッテリの充電時間や放電時間及びロギング開始時間を分単位で設定できるようにしています。またロギング間隔は、秒単位で設定できるようにしています。
アナログ入力ボードIU2-16EAD-20Mを7枚使用することで100CHの同時測定を実現しています。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • アナログ入力ボードIU2-16EAD-20Mは、最大10枚まで使用できるので、160CHまで対応可能です。CH数を増やしたい場合でもハードウェア、ソフトウェア共に拡張性があり、安心です。
  • 製品の供給寿命が長いこともMELQICの採用理由でした。
  • ロギングデータにロット番号や日時の情報を付加して、PCカードに測定記録としてファイル保存しています。また、保存したファイルを解析して品質管理に利用しています。ファイル保存用プログラム作成時は、文字列用FBやファイル保存用FBが非常に便利でした。
  • MELQICには、アナログ入力ボードのキャリブレーションのための専用画面が用意されており、プログラムなしでアナログボードのキャリブレーションができ、装置の立ち上げを効率的にできました。
  • 標準装備のタッチパネルを使用して、規格値の変更やロギング間隔の設定を手軽に行える装置になりました。もちろんパスワード機能によりメンテナンス者しか設定変更はできないようにプログラムしています。