生産ラインの中間ポイントで、製品のある部分の導通試験と内部抵抗を測定する装置です。この装置は、製品の入力端子に電圧を印加すると端子間に電流が流れることを利用して、導通と内部抵抗を測定し、合否判定をします。電圧の印加は、電圧発生器を使用し、電圧と電流の測定にはマルチメータを使用します。測定した電圧と電流から内部抵抗を計算し、規格値と比較して合否判定をします。1台の検査装置で異なる製品を検査するために、製品の形名により測定内容や規格値を選択できるようにしています。
MELQICは、電圧発生器やマルチメータをGPIBで接続し、コントロールします。GPIB通信ボードIU2-1EGPIBを2枚使用しています。タクトタイムを2秒以下とするために2台の製品を同時に測定します。