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Factory Automation

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IU2シリーズ

18.基板の動作試験

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

電子回路基板のディジタル入出力(DIO)の機能確認と、基板上に実装されたLED の画像判定を行うシステムです。
本装置は、基板のディジタル入出力の機能確認を行うMELQICと、LED 認識の画像処理を行う市販の画像処理装置とで構成されています。
ディジタル入出力の機能確認は、汎用入力ボードIU2-64EDI-CP及び汎用出力ボードIU2-64EDO-TRより治具用中継BOXを介して行います。ここでのプログラムは表形式を使用しています。
画像処理装置は、基板上のLEDの有無、色、位置を判定します。MELQICとはRS-232Cで接続します。
MELQICより開始指令を出し、画像処理装置で所定の処理をした後、結果をMELQICで受信します。
MELQICは、機能確認結果と画像判定結果をまとめあげ、基板の最終合否判定と、試験データの保存などを行っています。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • RS-232Cの通信だけとっても、パソコンで行うにはいろいろな事を調べなければならず苦労した経験があるが、MELQICではFBを置くだけでよかったので簡単に通信できた。
    将来、他の機器ともRS-232Cを用いた通信を予定しています。MELQICはボードを足すだけで同じようにプログラム可能なので、この改造も比較的簡単に行えそう。
  • 表形式というプログラミングの仕方には驚きました。
    表のセルの中に、試験条件、待ち時間、測定対象、規格値を入れていくだけでできてしまいますから。
  • 機能確認の結果と画像判定の結果をMELQICでまとめて保存できた。試験データが分散することなく扱え、品質のデータ管理がシンプルになりました。